株式会社空調保全工業は、空調設備のメンテナンス、機器のクリーニング、測定点検等を中心に、空調・冷熱機器の保全に特化した業務を行なわれています。
究極の安全・品質をスローガンに長年活動され、現在は創業50年を超える歴史の中で日々積み上げられた実績と信頼を武器に、お客様の悩みに対して日々取り組まれています。
2021年には総合テクニカルセンターがオープンし、ベテランからの技術力を基礎とし安全で高品質な作業を実行するための能力を若手に教育され、組織力を更に高めております。
今回は、未経験から入社し、現在は支店長として活躍されている堀江さんと、入社10年目で第一線で活躍されている岡田さんにお話をお伺いしました。
目次
空調保全工業様の事業内容について教えてください
事業内容について
空調設備のクリーニング、空調・換気設備機器のメンテナンス、対象機器の劣化箇所に対する設備リニューアルを中心に、空調や冷熱の保全に関連した業務を行なっています。
空調設備を快適かつ継続的に利用するために必要な業務全般を行い、測定点検や空調用冷却水管理の水処置業務も行なっています。
株式会社空調保全工業の特徴・組織風土について教えてください
会社の雰囲気や大事にしている文化について教えてください
メンバー同士は仲が良く、冗談も言い合える関係性を持ちつつ、決めたことをやり遂げる責任感の強い人が多いです。
この会社は裁量権が多いので、実力を付けていけば裁量権の幅も広げてもらいやすいしがらみのない環境です。
会社全体で話しやすい雰囲気になっているので、個人プレーという意識が強い訳ではなく、社内で先輩に分からないことについて相談や質問もしやすい環境だと思います。
空調保全工業様の業界内の立ち位置・お客様に選ばれ続けている理由を教えてください
空調メンテナンス業界の先駆けとして活動していることが何よりも強みだと思います。
有り難いことに、全国的に知名度が高い大手企業様とも多数取引させていただいております。
当社は創業50年を超えており、空調メンテナンスの業界としては黎明期から業界に参入しております。
一方で社歴や資本金だけでお客様にお選び頂けているとは考えておりません。
お客様に対して真摯に向き合い続け、それに対して評価を頂けていることが継続して業務依頼していただけている理由だと考えています。
地道にお客様の期待に応え続けてきた先輩社員の方々が築き上げた信頼に感謝しながら、今我々がバトンを繋いでいます。
未経験者で支店長として活躍されている堀江さんにお話を聞きました
入社された年次・経緯を教えてください
2005年に当社に入社し、現在19年目になります。
元々は電気工事の職人をしていました。
当時ちょうどリーマン・ショックが発生し、所属先が不安定になった中で、転職を検討しているところ、知人から空調業界は再開発による需要の増加で業界自体が安定していると聞きました。
確かに空調設備は現代社会において欠かすことの出来ない文明の力で、空調設備なしでは我々の生活は成り立たないほどにインフラとして定着しています。
この仕事は景気に左右されない安定した職だと確信し、この業界でスキルを伸ばしていきたいという思いから空調保全工業に入社しました。
未経験から働かれたとのことですが、大変だったことも多いのではないでしょうか?
もともと工事業は経験がありましたが、作業員としての業務しか経験がなかった為、当社で求められる作業員の方に指示出しをする業務は大変だと感じることが多かったです。
もともとが電気工事会社出身だったので、空調に関する業務知識は作業員の皆様の方が豊富でした。
そんな中で、社歴の浅い自分が自分よりも年上の方に指示出しをすることは結構きついと感じることが多かったです。
また、伝えたつもりになっていることと、実際に伝わっていることにはギャップがあることもそこで学び、現場を監督する仕事の難しさを痛感する日々でした。
現場の方々に不安を与えない為の工程をきっちりと作ること、認識が曖昧になる部分をなくす為の準備をして現場に臨む方法などを先輩社員の方々からも学びながら知識を積み上げてきました。
ご自身のこれまでの空調保全工業でのキャリア・実績について教えてください
私自身が出した実績としては、空調保全工業で歴代TOP3に入る売上高を過去に継続して達成したことがあります。
売上を立てるためにはどこに力を注ぎ、お客様とどのようなコミュニケーションを取るかであったり、作業を行った現場のお客様から信頼を勝ち取った上で、より付加価値の高い提案をするにはどうするべきか等を考えながら業務に取り組んだことが実を結んだ結果だったと思います。
その他にも私自身技術面での発明に対する関心が高い為、工具のアップデートにも取り組みました。
空調設備の掃除用品は壊れやすい為、定期的に再度購入する必要がありました。
企業秘密の為あまり詳細にはお話出来ませんが、定期購入をせずに再利用する為の工具や、通常手の届きにくい箇所まで清掃ができるための工具の発明にも取り組んでおります。
そうした目立ちにくい部分での取り組んだことで、お客様に提供できる付加価値を高めることが出来たことで、当時の売上の記録を達成できたのだと思います。
今後もお客様の困りごとや現場作業の改善箇所を洗い出した上で、工具の改良や提案の質の改善に取り組んでいけたらと考えております。
入社10年目で第一線で活躍されている岡田さんにお話を聞きました
入社された年次・経緯を教えてください
親族が空調保全工業で仕事をしていたので、幼い頃から将来は空調保全工業で働きたいと考えていました。
4年制の大学に通っていたのですが、空調保全工業への入社を前提に大学3年生の頃からアルバイトを始め作業員として仕事をしており、そのまま空調保全工業に入社する形となりました。
入社されて大変だったことを教えてください
年上の方や自分よりも経験のある方に業務を依頼することに難しさを感じる部分が多かったです。
入社して最初の3ヶ月は研修の中で他の営業所を巡ったりしながら、半年くらい先輩社員の現場に同行し、現場で知識を身に着けていくというスタイルでした。
現在は研修センターがあり1ヶ月は座学で知識を身につけてから、同行をして現場を見るようになっているので未経験の方が急に現場に駆り出されることはないので安心してください(笑)。
建設業界全体的に若手の人材が少ないこともあり、自然と年上の方とコミュニケーションをとることが多いです。
積極的にしゃべってくださる方であれば、こちらとしても会話をしやすいのですが、クールで職人気質のような方との接し方や仕事を依頼することに対して、当時はすごく苦手意識を持っていました。
気難しい方でも仕事の中で徐々にコミュニケーションが増えていくと、話しやすく気さくな方が多いと気づくことができてからは、こちらから積極的にコミュニケーションを取ることを意識しています。
ご自身のこれまでの空調保全工業でのキャリア・実績について教えてください
リーダーとして売上を伸ばしてきたことが大きいです。
もちろん、リーダーという立場上、背中で示していくことは重要ですが、利益だけでなくお客様が本当に困っている部分の解決も同様に考えています。
お客様がとある事案で、他社に依頼するも、工事の難しさや採算性から断られてい居た中で、空調保全工業の社内からも「う〜ん、この案件は難しそうだね。」と言われた案件が会ったのですが、私の中ではこういった時にお客様に寄り添えないと本当の意味で信頼構築は難しいと考え、社内からの反対も承知の上で、提案を実行させていただく許可を頂きました。
お客様の課題、空調保全工業で解決できることは何なのかを考え、空調保全工業で出来るメンテナンスにはどういったものがあるのかプレゼンし、受注させていただきました。
客観的に見れば難しい案件でも現場の私の判断を尊重して頂けたことに今も感謝していますし、現場やお客さんの課題を第一に考える空調保全工業だからこそ出来た仕事だったと思っています。
今後空調保全工業で成し遂げたいことを教えてください
堀江さん:個人では色々とあるのですが、多摩支店が他の3支店に対してプレッシャーを与えられるような実績を出していきたいと考えています。
多摩というエリアの特性上、大きなビルが少なく小規模のビルを担当させていただくことが多いです。ビルの規模によってお客様からの受注金額も左右されるため、我々はより知恵を絞って工夫しなければ他の支店と比べても売上が立てにくい環境にいると思っています。だからこそ、多摩支店で成果が出れば他の支店に良い刺激が与えられると思うんです。そのため、支店全体がモチベーション高く、お客様の課題を考え抜き、受注した案件でしっかりと付加価値を出せるチームを作っています。
多摩というエリアの特性上、大きなビルが少なく小規模のビルを担当させていただくことが多いです。ビルの規模によってお客様からの受注金額も左右されるため、我々はより知恵を絞って工夫しなければ他の支店と比べても売上が立てにくい環境にいると思っています。だからこそ、多摩支店で成果が出れば他の支店に良い刺激が与えられると思うんです。そのため、支店全体がモチベーション高く、お客様の課題を考え抜き、受注した案件でしっかりと付加価値を出せるチームを作っています。
岡田さん:今後もお客様と真摯に向き合い続けていき、「現場だけでなく他のマネジメントの部分の業務を専門にやっていけたらいいな」と考えています。
現場を長年見てきたのですが、現場からの物の見え方と、本社からの物の見え方が違います。チームとしてどうしていくのか、会社としてどうしていくのかについてという、より高い視座を持って空調保全工業に貢献していける立場になりたいと考えています。また、チームで飲み会に行ったりすることもあるのですが、同じチームの人達が空調保全工業でどんどん出世していったら嬉しいです(笑)
現場を長年見てきたのですが、現場からの物の見え方と、本社からの物の見え方が違います。チームとしてどうしていくのか、会社としてどうしていくのかについてという、より高い視座を持って空調保全工業に貢献していける立場になりたいと考えています。また、チームで飲み会に行ったりすることもあるのですが、同じチームの人達が空調保全工業でどんどん出世していったら嬉しいです(笑)
モチベーション管理をする際に気を付けていることがあれば教えてください
基本的に意見を否定をしないことを意識しています。
人それぞれ向き不向きがあり、社員それぞれに合った教育や指導が欠かせないと考えています。
個人それぞれの考えは十人十色でなので、伝え方は一人ひとりに工夫して伝えています。
社員には言った言葉に責任を持てる人や、自分から動いていく人が多いので、そうした個人の考えを尊重し、個人の意見を尊重したいと考えているため、ちゃんと話を聞いてきちんと考えられている意見は肯定するようにしています。
空調保全工業さんで活躍される方はどういった方多いでしょうか?
会社で活躍している人は、何事も自分ごととしてポジティブに捉えていける方が多いです。
誰にでもミスはありますが、どの部分を間違えてしまったのか、次回同じミスを繰り返さないためにどうしたらいいだろうか?を考え抜き、責任感を持って最後まで自分の担当する業務をやり遂げられる人は成長スピードが早いです。
経験者であれば、もちろん資格があるに越したことはないですが、資格以上に経験や人柄を重視しています。
逆に言えば資格やスキルは後からいくらでも身につけることが出来ますから、どちらかと言えば成長しく土台となる人柄が重要だと思っています。
どんな人と一緒に働きたいか教えてください
やる気・ガッツがある貪欲な人と一緒に働きたいです。
貪欲な人が近くにいると売上で自然と競い合える環境になりますが、それ以上に隣で熱意を持って意欲的に取り組んでいる人がいると、良い刺激を受けられます。
さらに、素直でチャレンジする意欲がある人であれば、日々新しい方法を模索しながらチームとして成長していける気がするのでぜひ、やる気・ガッツがある方に来ていただきたいです。
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