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見えない部分から人々の安全を守る|遊び心を持った基礎工事の専門家集団の豊開発に注目

豊開発では1990年の設立以来、山留め工事や場所打ち杭工事といった土木工事の専門工事会社として、地面の中から人々の生活に欠かせない基盤を作っています。

工事の品質・施工の安全に徹底的にこだわり、30年以上、様々な現場を施工してきた現場での知見を活かして、常にお客様の期待を超えるように取り組んでいる基礎工事の専門家です。

2023年には広報、採用、ブランディングなど新しいことに取り組む企画部署「あそ部」を立ち上げ、既存事業に捉われない取り組みも始められています。

建設ワークス
今回は豊開発様の「事業内容」や「あそ部」について深掘りしました。

豊開発様の事業内容とは

豊開発

豊開発さんの展開されている事業内容について教えてください。

主に、山留め工事や場所打ち杭工事といった建物が建つ前の基礎工事の施工管理業務と施工に関する提案業務を行っています。

基礎工事の施工管理・基礎工事の専門家として請け負った工事に合わせて対応できる協力企業を抱えているため、様々な種類の工事にも対応することができます。

他社に比べた際の強み・弱みを教えてください
山留め工事、場所打ち杭工事といっても様々な工法があります。

弊社の強みは、様々な工法に対応できる協力会社のネットワークを活用し、現場の状況や条件に合わせて適切な工法を提案し施工できることです。

それによりお客様からの様々なニーズに対応することができます。

また、施工現場で発生したトラブル、イレギュラーなことに対応できるのも、特定の工法・工種に特化していないからこそできることだと考えています。

一方で、現場を担う施工管理職の方の年齢が高くなっていること、若手の施工管理職が少ないということが弱みだと考えています。

見えないを楽しく深掘りするという哲学、工事でつなぎ、社会を豊に開発するというMission、あそびを大切にというValue

豊開発_会社の雰囲気

 

哲学:見えないを楽しく深掘りする
どうしても基礎工事は建築工事に比べて目に見えにくい部分があります。
豊開発は地面の中、地面の下の仕事をしています。地面の下の工事はさまざまな埋設物や障害物があるため、当初の計画通りにいかないことがあります。豊開発は現場のそういうやってみないとわからないことやイレギュラーやトラブルといった「見えないこと」に取り組んできました

自身の思考として…自分についてしっかりと深掘りをすることで物事の原因を考える部分と基礎工事の普段は見えにくい部分を支えている地面の工事はつながっていると考え、地面を掘る・深掘りをすることを前向きにする!という目的からも「見えないを楽しく深掘りする」という考えを大切にしています。

また、これまでの実績や経験による豊開発らしさや、「豊開発にしかできない仕事を通じて、周りの人とつながり関係性を豊かにしていきたい。」という思いや、建設工事に関するお客様や協力会社、地域住民の方などとの人間関係も含め関係する方々を豊かにしていきたいという思いがあります。

ミッション:工事で繋ぎ、社会を豊に開発する
豊開発は、地面の下の仕事をしています。
安全に工事が進み、当たり前に安心に過ごせるように、構築力や創造力を駆使してまちづくりを行っています。
日本のインフラづくりの一翼を担っている私たち建設業界はさまざまな問題を抱えており、このままでは災害の多い日本で安全に暮らせなくなる事態になってしまう。
それを防ぐため、工事現場をきっかけにして地域の方々との会話や交流が生まれるように、私たちは施工し(掘り続け)ます。「見えない」からこそ興味を持って欲しい。工事をする場所が、豊開発が関わる地域です。
バリュー:あそびを大切に

あそびとは心理的安全性のこと。

この”あそぶ”という言葉には、楽しむという意味に加えて、「仕事の余裕」、「個人・会社の成長の伸び代」という意味があります。あそび心を持ちながら楽しく行うことで余裕や余白が生まれ、必要なことや新しい事をかたちにしていくことができます。

今やっていることを、少し言葉を変え目線を変えるだけで、同じことでも新たな取り組みや価値になるはず。

多くの人が、本当の意味で豊かになるために。私たちは「あそびを大切に」を意識しています。余白があるからこそ人は豊かになれると思っています。業務をタスクとして単にこなすという精一杯の状況では新しいことに取り組むことなんてできません。”あそび”を作る必要があります。

土木(基礎工事)業界の動向

豊開発様_インタビュー記事

土木(基礎工事)業界の課題や5〜10年後にどのようになるだろうと予測されていますか?

職人の高齢化・職人不足、若い世代が建設業界にあまり興味を持っておらず専門工事をやっている若手がいないことから5年後、10年後には人材に関する課題がより深刻化すると考えています。建設業界は3K(きつい、汚い、危険)のようなイメージを持たれやすいですが、こうしたイメージを払拭しないと若者には中々興味を持ってもらえるとは考えにくく、イメージを払拭するような取組みが大切だと思います。

大手のゼネコンでは学生、女性や子どもを対象にした建設業界に対するイメージを払拭するイベントを開催しています。

それは大手だけがやればいいということではありません。

土木業界・建設業界を盛り上げていくため、この業界に興味・関心を持ってもらうために取り組んでいきたいことを教えてください。

土木業界・建設業界を盛り上げていくために、この業界に興味・関心を持ってもらうために取り組んでいきたいことを教えてください。

「建設業界は知識・経験がないと働けない。」というイメージを持たれている方も多いと思うので、まずはこのイメージを変え、仕事を通じて、経験を積み、知識やスキル、資格を身につけていけばよいという認識をもってもらいたいと思っています。まずはこの業界、仕事について、「おもしろいな」と思ってもらえることが大事だと考えています。

SNS等を通じて働き方や仕事の進め方、会社の雰囲気を発信していくことで、施工管理の仕事内容やこの仕事のおもしろさを伝えていきたいと考えています。

また、働く環境の改善、整備についても取り組んでいきたいと考えています。昨今はかなり改善が進んでいますが、建設現場はながらく男性主体の職場であったため、様々な方が働ける環境が整備されていませんでした。

下請の立場ではありますが、当社でも様々な方が働ける環境の整備を進めていきたいと考えています。

豊開発の施工管理業務は女性も活躍できる職種ですので、会社としては様々な方が活躍できる環境を整えていくことは重要です。

ゼネコンや元請の会社がそういうことはやればいいという他人任せ、他力本願ではなく自らが主導で会社そして業界を変えていく。という思いが欠かせないと考えています。

豊開発の『あそ部』とは?

『あそ部』とはどういうことか詳しく教えてください。

「あそびを大切に」という会社のバリューに基づき、新しい取り組みを行ったりや社内活性化、社外への建設業界の魅力を発信するチームです。

あそ部は広報、採用、インナーブランディング、業務効率化、新しいビジネスの創出を担っています。社内に関することでは、ユニフォームのリニューアル、オフィスのリノベーション、業務プロセスの見直し、デジタルツールの導入、社内イベントを通じたコミュニケーション活性化に取り組んでいます。

社外に関することでは、採用、ウェブサイトのリニューアル、会社の雰囲気や会社の取組みを伝えるSNS活用、建設業の魅力を伝えるSNS活用に取り組んでいます。

社内の研修旅行やインターンシップで実施されているLEGO®での研修を拝見したのですが、どういった背景からLEGO®を用いた研修を行うようになったのでしょうか?

清水が、LEGO®SERIOUS PLAY®というLEGO®を活用したワークショップができるファシリテーターの資格をもっていることがきっかけです。

自分の考えや思いを言語化して伝えるのは難しいこともあるため、LEGO®ブロックで自分の考えや思いを表現してもらいそれを語ってもらい、お互いを理解してもらうことを目的に実施しました。

建設業界に携わる人は「なにかを作る」ということは好き、得意なので、LEGO®ブロックは相性がよいと考えています。

あそ部によって達成したい今後のゴールについて教えてください

『あそ部』の取り組みを通じて、豊開発に興味を持ってくれ人、企業が増えるといいなと思っています。

それから「豊開発っておもろい会社やん」と社内外で思ってもらえる会社にしていきたいと考えています。

豊開発と関わることでなにかおもしろいことができるかもと豊開発に関わる皆さまに思ってもらいたいです。

 

そうするためには、自分たちの親しい人たちから建設業や豊開発に対してポジティブなイメージを持っていただく必要があるので、会社としての魅力がより伝わるような発信をしていきます。

豊開発様の組織文化について教えてください

会社の雰囲気や大事にしている文化を教えてください

以前はトップダウン形式による意思決定がされることが多かったですが、現在は社員それぞれが意見を言ってくれるようになり、自分たちで考えて率先して取り組む人が多くなってきたように思います。

豊開発で働く上でどのようなスキル・人柄が求められますか?

弊社では工事に関する知識・技術は入社してから学べば問題ないと考えています。

面接の際には豊開発のカルチャーにフィトするかということを重要視しています。

自分で考えて判断して行動して欲しいので、自分が置かれている状況を考え、自律的に対応でき自走できる方が入社して欲しいです。

さらに、仕事を進めていくにあたり、施工現場では特に、元請の職員や協力会社の職人など幅広い年齢の方と調整していく機会が多いため、人とコミュニケーションをとることがしっかりとできるかどうかも見ています。

研修制度等ございましたら教えてください。

新入社員の場合、入社時に直接社長からまたは外部の講習を積極的に活用することで社会人の基礎的なマナー研修を実施しています。

また、ジョブローテーションを通して、会社の様々な業務について触れてもらうための機会を設けているので、業界の知識がない方や未経験の方でもOJTを通じて学んでもらえるよう工夫しています。

知識がない若手も聞きやすい・質問しやすい環境が整ってきており、未経験の人でも働きやすい環境作りをより意識しています。

大学・専門学校問わず、建設業に関する勉強をしていなくても、弊社について知ってもらい、業務だけでなく会社の雰囲気等も面白いと思っていただける方に入社していただきたいと考えています。

豊開発で働く上でのやりがいについて教えてください

施工の現場においては、自分たちの工事が終わらないと以降の工事が進まないという工事全体の基礎に携わっていること、現場は一点もので全く同じ現場が2度とはないため、現場ごとに自分で考えたことがピッタリと当てはまる瞬間にやりがいを感じます。

あそ部の活動では、取り組んできた活動がどんどん形になって成果になってきたこと、豊開発に興味を持ってくれる方が増えてきているという実感があり、自分が当事者として貢献できている、事業として大きくできているという部分でやりがいを感じます。

最後に読者の方に一言お願いします!

豊開発_雰囲気

弊社は建設会社っぽくない建設会社だと考えています。

あそ部の活動を通じて、会社・建設業界全体を良い方向へ持っていけるように面白さ・魅力を伝えたいと考えています。

施工管理として働きたいという方は大歓迎いたします!施工管理ではなくても建設業界でおもしろいことをやってみたいという方も来てくれるとうれしいなと思っています。

臆せず飛び込んでいただけたら、会社全体としてフォローします!

興味を持った方はお話だけでも聞きに来てください!

豊開発様のインタビュー記事をお読みの方へ

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